ビットコインって何?
こんにちは!たなかけ夫婦です。
前回のVol.6では、とうとう「ほったかし投資」の全容がわかりましたね。
しかし、話は続くよ、どこまでも。
もちろん、「ほったらかし投資」には取り組んでほしいんですが、基本的な知識を蓄えることは、投資家にとって大事なことです。
ということで、たなかけ夫婦は「分散投資」をお薦めしています。
今回は、分散投資に最適な「ビットコイン」の話をします。
「ビットコインって聞いたことあるけれどよくわからない。」
と思っておられる方、メモして読んでくださいね。
(実際はメモしなくても、このLINEマガジンを読み返せばいいだけですケド)
1.仮想通貨の1つ
ビットコインとは、『仮想』の『通貨』です。
通貨、コインというのは、平たく言えば、お金です。
ただ、『仮想』という言葉がついていることからおわかりいただけると思いますが、日本円やドルと違って、手にとって見える姿形は存在しません。
ビットコインを表す際に、上の図にあるような『B』と書いているコインが存在するわけではありません。
そして、
ビットコインは、仮想通貨のなかで最も流通量が多いので、
仮想通貨=ビットコイン
と思っているひとも多いようですが、
仮想通貨はなんと、6000種類ぐらい存在していて、ビットコインは、その中の一つのコインなのです。
2.仮想通貨(暗号資産)
ビットコインは、世界中で日常生活につかえるようにすることを目指してつくられました。
仮想通貨なので、紙幣や硬貨は存在しませんが、
インターネット上でパソコンやスマートフォンを財布代わりにして
物の売買が実現できるようにつくられています。
3.歴史 サトシ ナカモト
ビットコインは、2008年10月に
サトシ・ナカモトと名乗る人物がネット上に論文を投稿したことから始まりました。
国家や銀行を介することのない分散管理型の仮想通貨についての論文でした。
その投稿からわずか3か月後の2009年1月に、
ビットコインの理論を実現するためのオープンソースのソフトウェアが開発され、
公開されたのです。
不思議なことに、サトシ・ナカモトたる人物が何者なのかは
現時点でもよくわかっていません。
4.ビットコインの仕組み①
ビットコインは、通貨を管理する『中央銀行』が存在しません。
では、一体だれがビットコインを発行し、流通を管理しているのでしょうか?
ビットコインは、中央での管理を行わない代わりに、コンピューターのネットワークを利用して通貨を管理する仕組みとなっています。
ビットコインに関する取引の詳細情報は、コンピューターネットワーク上に分散されて保存される仕組みです。
この情報を記録・管理するための技術で“ブロックチェーン”が使われています。
この“ブロックチェーン”は、
インターネットの登場以来の発明だといわれているぐらいすごい技術なのですって。
5.ビットコインの仕組み②
ビットコインは、マイニング(採掘)作業をしてくれた人に、見返りとして、新規に発行されるものです。
マイニングとは、採掘するという意味で、
石炭や鉄鉱石を山から掘り出すイメージがありますが、
ビットコインの「マイニング」は、取引記録を検証し、確認する作業です。
この取引情報が特殊な計算方法で暗号化されていて、暗号を解読するのには、高性能のコンピューターと長時間稼働させる電力が必要になります。
そのため、このマイニング作業には、かなりのコストがかかります。
それでも、世界中の『マイナー採掘者』と呼ばれる人たちが、熱心にマイニングを続けているのは、
報酬としてビットコインがもらえるからです。
6.メリット
ビットコインのメリットは3つあげられています。
①個人間で直接送金ができる
②手数料が無料か、あっても格安
③世界中で利用できる
①個人間で直接送金ができるについて
一般的な送金には、銀行などを仲介する必要がありますが、
ビットコインの場合は、個人と個人で直接送金ができます。
②手数料が無料か、あっても格安
仲介する銀行などが存在しないので、基本的には、手数料を払う必要がありません。
ここ、いいですよね!
手数料払いたくないですもん。
③世界中で利用できる
世界中で両替せずに利用できます。
円やドルですと、現地の通貨に両替する必要がありますが、ビットコインは、世界共通の通貨なので両替しなくても世界中で使えます。
7.デメリット
こんなにすごいビットコインでも、やはりデメリットはあるんです・・・
ビットコインのデメリットは、価格変動が激しいこと。
ビットコインは、価格の変動が激しく、一日で20%前後、乱高下を繰り返すこともあります。
安定した金融商品に投資をしたいひとにとってはデメリットになりますね。
はじめて投資をする人は、まずは総資産の1~3%の範囲で投資をすることから始めましょう。
それぐらいなら、
大きな価格変動があったとしても全体の総資産への影響は少なくできます。
8.今後価格が上がる理由?
最近『ビットコイン』の話題がよく聞かれます。
「今後価格が上がるのではないか」とみんなが注目していますよ。
私達たなかけ夫婦もビットコインに投資している一人です。
だから、上がってほしいなーと切実に願っております。
でも、なんの根拠もなく「価格が上がる」とは言いませんよ。
価格が上がるのではないかの背景としては、この2点があげられます。
1.発行枚数が決まっている(2100万枚)
2.企業、機関投資家、国の参入
1.発行枚数がきまっている(2100万枚)
ビットコインは、2140年までに、2100万枚しか発行されないという制限があります。
2100万枚が発行されしだい、それ以降は、新規に発行されることはありません。
発行枚数に制限がありますが、2020年に入り、市場でビットコインを使う需要やサービスがどんどん増えてきています。
<例えば>
・PayPal 仮想通貨サービスの開始を発表
・ベネズエラのバーガーキングがビットコインでの支払い受付を発表
・エルサルバドル 世界で初めてビットコインを法定通貨として認める法案を提出
2.企業、機関投資家の参入
ビットコインは、発行枚数に制限があるので、将来的に価格があがるだろうということで、
世界の有名な企業や機関投資家が、投資をどんどんするようになりました。
<例えば>
・ツイッター創業者率いるスクエア社 53億円相当のビットコインを購入
・米テスラ社 15憶ドル相当のビットコインを購入
・米国で上場しているソフトウェア企業「マイクロストラテジー社」がビットコインを購入
うわー少し挙げるだけでも
多くの企業や機関投資家がビットコインに対して投資を始めたことがわかります。
そして、大手企業が莫大な資金でビットコインを買えば買うほど、
ビットコインの価値はどんどん高まっていきます。
なんとも魅力的♪
最後に
今回は、今話題のビットコインの話をしました。
将来的に価格があがるだろうとのことで、企業や機関投資家がビットコイン投資をはじめています。
ただ、価格変動が大きいですので、
万が一のことを考えて
全部ビットコインにつぎ込むのは危険です。
総資産のうちの1-3%程度にとどめておき、少額をコツコツ積み立てていくことが一番だと思います。
10年後には大化けしているかもしれませんしね。これって夢がありますよね~(^▽^)
さて、次回のメールマガジンが最後の配信となります。
なので、最後のマガジンでは、実際に仮想通貨取引所でビットコインを買う手順を説明しますね。
あ、大事なこと言い忘れていました。
ビットコインもスマホで買えます。
そのため、会社員や主婦など、本業があって忙しいひとでも、
・いつでも、どこでも気軽に
・すきま時間を利用して
気軽にビットコインの投資を始めることができます。
いいなー便利だなー。
まだ仮想通貨取引所の口座開設をしていない人は、こちらの記事から口座開設をしておいてくださいね。
では、次回の配信をお楽しみに!(^.^)/~~~